(一社)プレハブ建築協会は6日、科学技術館(東京都千代田区)で2015年度「住宅産業CS大会」を開催。会員会社の経営者や従業員などが参加した。
今回のテーマは「CS・最新の取り組み~お客様の感動・信頼をやりがいに繋げる~」。事例発表として、積水ハウス(株)CS推進部東京オフィス課長の津下清志氏が「不具合の真実」と題し、同社のカスタマーズセンターに寄せられる商品の不具合情報等を、いかに検討し、改善していくかの流れを発表した。
また、トヨタホーム(株)CS推進部主査兼PHVグループ長の村松和久氏が「クルマと家をつなげる、新たな事業におけるCS活動」と題し、車両店との関係性の強化や充電設備の導入等、顧客の自宅に対しての対応策などを明らかにした。
開会に際し、同協会専務理事の合田純一氏は、「CS大会は今回で13回目となるが、参加者が増えている。これは皆さまが、お客さまの満足度を向上させることがいかに重要かを認識してくれているからだと思う。今回のテーマはとても参考になる内容なので、社内に持ち帰り業務に活かしてほしい」などと挨拶した。