大和ハウス工業（株）は8日、同社のグループ会社である大和リビングマネジメント（株）が同社の仲介会社である大和エステート（株）を通じて、新サービス「2WayHouse（ツーウェイハウス）」を1都3県で開始したと発表した。
居住用不動産について売却希望者と購入希望者が売買価格を基本合意した上で、購入の最終判断前に売却希望者から同社が当該物件を借り上げ、購入希望者は定期借家契約で賃貸利用ができるサービス。
売却希望者の「納得のいく価格とリフォーム費用で売却したい」、購入希望者の「住環境の確認に一定時間をかけ、家族も納得できる最終判断をしたい」という声を反映したもので、「住んでから買う」「貸してから売る」が可能となり、双方が安心して不動産を取引することができる。
売買成立の場合は、賃料の4割が売買代金に充当され、残りが売却希望者の収入となる。売買不成立の場合は、売買代金に充当されることはなく、売却希望者が同社から賃料を取得する。また、その場合の原状回復費用は東京海上日動火災保険（株）の損害保険により補償される。
