不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/10/9

家を建てて「人を招く機会が増加」が60%/アールシーコア調査

 (株)アールシーコアはこのほど、創業30周年を前に、BESSの家ユーザーを対象にした「ユーザー・ハピネス調査」を実施。8日、その調査結果を発表した。

 同社の商品に1年以上居住してるユーザー約6,000名を対象にアンケートを実施。有効回答2,778件中、別荘用途を除く2,383件について集計・分析した。調査したのは、公的調査と比較した暮らしの満足度と、BESSらしい暮らしの実現度合。なお居住するBESS商品は、ログハウスが56.2%、都市型スローライフ住宅「ワンダーデバイス」が31.5%。ログハウスではカントリーログハウスが28.6%を占める。

 「公的調査と比較した暮らしの満足度」では、「気持ちの前向きさ、ポジティブ度合」の調査で、「前向きだと非常に思う」がBESSユーザー63%、公的調査37%となり、BESSユーザーは日々の暮らしにおけるポジティブ度合が総じて高いと考えられる結果となった。

 「最近の生活全体の満足度」では、「非常に満足している」がBESSユーザー71%、公的調査49%となり、約1.4倍の開きが出た。「子供のネット・メール利用」については、BESSユーザー28分、公的調査79分となり、公的調査比で約3分の1となった。

 「BESSらしい暮らしの実現度合」では「人を招く機会が増えた」人が60%に達した。友人・知人を招く頻度は「月1回」が30%、「月2回」が12%となり、4割超のユーザーが友人を招いたり、集まるなどオープンな暮らしを楽しんでいることが判明した。また「BESSの家で新しく始めたこと」として「ガーデニング・庭づくり」が58%。「DIY・日曜大工」が57%、「薪集め・薪割り」が45%となった。

 「BESSに住んでからの生活の変化」では「子供がのびのび元気」が65%。続いて「冬も結露しにくい」62%、「蒸し暑さは感じにくい」46%。「エアコンはあまり使わなくなった」37%、「風邪を引きにくくなった」20%と、無垢材を多く使った家の特性だと考えられる結果が続いた。

 発表会で挨拶した同社常務取締役の谷 秋子氏は「BESSのブランドミッションはユーザーハピネス。建てたときの顧客満足ではなく、長く暮らしてもらい、その暮らしでハピネスを感じてもらうこと。今回、30周年を前に、それがどこまで実現しているかを初めて調査した。今度もそれぞれのユーザーに暮らしをどう楽しんでもらえるか、ご自身でのメンテナンス等も含め、暮らしを豊かにするサポートなどをもっと充実させていきたい」などと述べた。

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