不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/10/13

損失幅改善も、売上高は約8割減/原弘産16年2月期第2四半期決算

 (株)原弘産は9日、2016年2月期第2四半期決算を発表した。

 当期(15年3月1日~8月31日)は、連結売上高4億7,300万円(前年同期比82.6%減)、営業損失1,300万円(前年同期:営業損失4億4,400万円)、経常損失2,900万円(同:経常損失4億9,900万円)。同社賃貸物件売却による特別損失を計上し、当期純損失は1億1,300万円(同:当期純損失5億4,400万円)となった。

 不動産分譲事業は、山口県下関市内のたな卸不動産を1件売却。事業用物件の選定等に注力するも、営業収益5,000万円(前年同期比97.8%減)、営業利益100万円(前年同期:営業損失4億6,600万円)にとどまった。

 不動産賃貸管理事業では、営繕工事が計画を下回ったほか、同社賃貸物件において計画外の修繕費用が発生。また、前期に同社賃貸物件を売却したため家賃収入が減少し、営業収益は4億2,200万円(前年同期比16.8%減)、営業利益は1億100万円(同35.0%減)となった。

 また、通期連結業績の下方修正を発表。中古戸建住宅等のリフォーム販売や新築戸建住宅の仕入れなどが計画通りに進捗していないことから、連結売上高が9億3,400万円(前回発表比23.0%減)と減収を予想。それに伴い、営業損失3,700万円(前回発表:営業利益7,600万円)、経常損失8,200万円(同:経常利益1,100万円)、当期純損失1億6,900万円(同:当期純利益2,400万円)と、それぞれ減益となる見込みを発表した。

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