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2015/10/14

商業用不動産投資額、日本は8%増の87億ドル/JLL調査

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は14日、2015年第3四半期の世界の不動産投資額についての分析レポート(速報)を発表した。

 当期の世界商業用不動産投資額は1,690億ドル(前年同期比3%減)で、14四半期連続での1,000億ドル超え。15年1~9月については4,920億ドル(同3%増)であった。

 日本の投資額は87億ドル(同8%増)。円安の継続により、円建てでは30%増の1兆900億円に。15年1~9月までの投資額は280億ドル(同2%減)、円建てでは3兆4,000億円(同15%増)となった。

 アメリカ大陸の投資額は、好調な投資活動が牽引、760億ドル(同3%減)に。EMEAの投資額は、660億ドル(同4%増)となった。アジア太平洋地域の投資額は、260億ドル(同19%減)。

 15年通年の投資額は、7,400億~7,600億ドルの予想。日本の投資について同社は、「世界経済の不透明感も懸念される中、日本初進出の海外投資家による大型案件の取得見られた。日本不動産市場に対する評価は依然として高い。今後も投資額は増加傾向で推移するだろう」とコメントしている。

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