(株)マリモは15日、中華人民共和国江蘇省蘇州市の複合開発区「蘇州工業園区」内で開発を進めていた「北極星花園」(総戸数853戸)を完売したと発表した。
同物件は、敷地面積5万3,082平方メートル、延床面積9万5,353.69平方メートル(商業施設等を含む)。住宅棟12棟、共用棟1棟からなる分譲マンション。中国の大手ディベロッパー「建屋発展」と共同で開発を進めてきた、同社の中国における分譲マンション開発プロジェクトの第1弾。2年で全853戸を完売した。同社出資比率は51%。
仕上げや内装・設備に日本式マンションの利点を採用。投機的購入ではなく、94%のユーザーが実際に住むことを目的に購入した。購入者の年齢は20~30歳代が約80%で、住戸平均面積は109.61平方メートル。間取りは2LDK(89~94平方メートル)265戸、3LDK(110~121平方メートル)532戸、3LDK(140平方メートル)56戸。販売価格は1平方メートル当たり1万5,000元(約99万1,000円)超、1戸当たり平均販売価格は171万元(約3,400万円)。
同社は、第2弾プロジェクトとして約1,300戸の事業を計画中。今後は、東南アジアでも開発を推進していく考え。