国土交通省は16日、都市再生特別措置法に基づき、西武鉄道(株)が申請した「西武鉄道池袋ビル建替え計画」(東京都豊島区)を、民間都市再生事業計画に認定した。
同計画はJRなど「池袋」駅に隣接する同ビルを建て替え、都市機能を更新しつつ、公開空地や西武池袋線をまたぐビル内デッキを整備して歩行者ネットワークの強化や災害時の一時滞留スぺースの確保を図る。
事業区域面積は1万113.59平方メートル。建物は鉄骨造一部鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上20階地下2階塔屋1階建て。延床面積は4万9,661.63平方メートル。オフィス・店舗からなる複合ビルになる予定。公開空地は2,154.77平方メートル、ビル内デッキ広場は1,348.82平方メートルを計画している。
事業施行期間は2015年9月14日~19年3月31日。