ハイアス・アンド・カンパニー(株)は16日、目黒雅叙園(東京都目黒区)で第7回「R+house」全国大会を開催した。
「R+house」は、同社が提供するデザイナーズ注文住宅。アトリエ建築家とともに設計し、高気密・高断熱性能などにより長期優良住宅基準を満たしつつ、仕入れ等の工夫によりコストを抑えた。
大会で同社取締役常務執行役員の柿内和徳氏は「現在の加盟店数は195社、展開エリアは232エリアで、年間棟数1,000棟を超え、ブランドとしての認知度が高まる体制が整ってきている」と報告。2017年の年間3,000棟、さらに20年までには400エリアでの展開を推進し、最低でも1エリア年間25棟、全体で年間1万棟体制を目標に据えた。同氏は「事業安定のためには最低月2棟、年間25棟体制は必須。そのための組織体制の見直しや営業展開をお願いしたい」などと会員へ協力を要請した。
また、今大会を皮切りに、「R+house新ブランディング戦略」を策定し、ブランディング・マーケティング戦略を強化することを発表。「『R+houseシステムからR+houseネットワークへ』~R+house 建築家と建てる家を、身近に、手軽に~」をコンセプトに、ユーザーに、より“建築家との家づくり”を身近に、手軽に感じてもらえるよう新たにブランディング戦略を展開。さらなる認知度の向上へブランディングを統一し、ネットワーク全体としてR+houseのブランディングを強化することなどを報告した。