不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/10/20

東京23区のオフィスビル、「1人当たり面積」は過去最小の3.87坪/ザイマックス調査

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は20日、東京23区の「1人当たりオフィス面積(2015年)」結果を発表した。年に1回、東京23区のオフィスビルに入居する一般事務所用途テナントを対象に実施しているもの。有効データ数は637。

 東京23区の1人当たりオフィス面積の中央値は3.87坪。09~14年にかけ、オフィス面積は3.9~4.0坪の間で推移したが、今回の調査では過去最小値となった。縮小傾向の要因は、「雇用情勢の改善による企業の人員増員が考えられる」としている。

 1人当たりのオフィス賃料は6万5,192円/月(前年比3.9%増、2,546円上昇)。オフィス賃貸マーケットの回復を受け、新規・既存テナントともに、契約条件見直しによる賃料上昇のスピードが人員増のペースより早いことがうかがえる。

 同社では、「近年、モバイルワークの導入やサテライトオフィスの利用など、ワークスタイルのイノベーションが起こっていることから、1人当たりに必要とされるオフィス面積の減少、および賃料コストの削減につながる可能性がある」と分析している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆