不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/10/26

中古マンション価格天気図、地方圏で悪化の兆候/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは26日、2015年9月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表わす。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。

 同月の「晴」は12地域(前月13地域)と1地域減少。「雨」は6地域で、前月と変動なし。「小雨」は10地域(同9地域)に増加、「薄日」は11地域、「曇」は8地域で、共に変化はなかった。

 前月「曇」だった8地域のうち、「薄日」に改善したのは福井県、広島県、宮崎県の3地域。2地域は変化なし、新潟県、静岡県、佐賀県の3地域が「小雨」に悪化した。

 前月から天候が改善したのは9地域(同7地域)に増加。横ばいは26地域(同33地域)に減少し、悪化は12地域(同7地域)に増加した。全国的には、大都市や地方中核都市では上昇を維持したが、それ以外の地域では価格下落の兆候が出てきているとした。

 天気図については同社公表資料を参照。

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