トーセイ・リート投資法人(TRI)は28日、国内不動産の信託受益権の取得を発表した。
取得するのは、「関内トーセイビルII」(横浜市中区、取得予定価格41億円)、「西葛西トーセイビル」(東京都江戸川区、同17億1,000万円)、「新横浜センタービル」(横浜市港北区、同13億6,400万円)「武蔵藤沢トーセイビル」(埼玉県入間市、同19億5,000万円)、「SEA SCAPE 千葉みなと」(千葉市中央区、同28億円)のオフィスビル3物件、商業施設1物件、住宅1物件の合計5物件。取得価格合計は119億2,400万円。取得予定日はいずれも11月17日。
今回の取得により、同投資法人のポートフォリオは17物件、取得価格合計は293億5,800万円となる。
また、その原資として、新規投資口発行および投資口売り出しも行なう。募集による新規投資口数は6万1,900口。オーバーアロットメント・第三者割り当てによる新規投資口発行はそれぞれ3,100口。調達資金額(差引手取概算額)は70億2,000万円を上限とする。
これらの実施に伴い、16年4月期の運用状況予想を上方修正。修正後の営業収益は12億3,100万円(前回発表比56.1%増)、営業利益5億8,900万円(同74.9%増)、経常利益4億8,800万円(同79.0%増)、当期純利益4億8,800万円(同79.0%増)、1口当たり分配金は3,035円(同191円増)とした。