不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/10/30

免震マンション、仙台市青葉区が最多/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは29日、全国の免震・制震マンションの供給動向について調査、結果を公表した。

 免震マンションが最も多い行政区は、仙台市青葉区で26棟。2位は東京都港区と愛知県豊田市が20棟で並んだ。以下、大阪市北区18棟、東京都品川区17棟と続いた。仙台市で宮城野区(16棟、6位)、太白区(15棟、7位)も上位にランクインしている。「宮城県は昔から地震が多い地域。そのため、東日本大震災以前から免震マンションが多く供給されており、地震に対する意識の高さがうかがえる」(同社)。

 制震マンションについては、東京都港区が31棟でトップ。以下、同江東区10棟、同千代田区9棟、同新宿区7棟、同品川区7棟と、東京都内の行政区が上位に並んだ。都道府県別にみても、全国に226棟ある制震マンションのうち、120棟が東京都に集中。2番に多い神奈川県が20棟であり、東京都が突出している。同社では、「建物重量のあるタワーマンションは、ゴムで支える免震構造を導入しにくい事情もあり、制震装置はタワーマンションに採用されるケースが多い。そのため東京都での供給が多いのではないか」としている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆