不動産ニュース

2015/11/4

既存のモルタル外壁を利用した耐震補強工法を開発/住友林業

 住友林業(株)は2日、同社のリフォーム専門子会社である住友林業ホームテック(株)が、建物の内部を解体せずに既存住宅のモルタル外壁を利用して、住まいの耐震強度を高める新たなオリジナル耐震補強技術 (ReFo・Mo・Wall工法)を開発したと発表した。

 木造軸組み2階建て以下の住宅でモルタル外壁仕様の建物を対象に、(1)外壁側から、土台・柱・横架材部分に、ベースシート(樹脂製不織布)を接着し、座金付釘で打ちつけ、(2)補強面にネットシートとポリマーセメントモルタル(モルタル剥落防止材)を塗りこみ、塗装仕上げを行なう耐震補強工法で、(一財)日本建築防災協会の技術評価も取得している。

 同技術により、耐震リフォームの際に工事範囲が建物全体に及ぶことを回避でき、リフォーム費用の軽減ならびに住みながらのリフォームが可能となる。

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