不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/11/5

仲介リテールが牽引。増収増益/住友不販16年3月期第2四半期決算

 住友不動産販売(株)は2016年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~9月30日)は、連結営業収益334億7200万円(前年同期比7.3%増)、営業利益67億4,100万円(同37.0%増)、経常利益67億9,500万円(同34.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益45億2,800万円(同41.7%増)の増収増益達成。

 主力の仲介業務は、仲介リテール部門が好調で、ホールセール部門の大型案件の取引減による減収をカバー。両部門を併せた取扱件数は1万8,123件(同7.4%増)と第2四半期累計では過去最高を更新。取扱高は5,207億6,600万円(同2.1%増)、営業収益は269億1,400万円(同7.9%増)に。効率的な広告活動の推進で利益率も大きく改善、営業利益は74億9,400万円(同31.0%増)と伸長した。
 受託販売業務は、取扱件数1,755件(同48.7%増)、取扱高680億9,400万円(同36.9%増)、営業収益20億7,800万円(同32.9%増)、営業利益4億2,300万円(同38.2%増)と、好調に推移した。
 不動産販売業務は、城南・城西地区の宅地販売計上戸数が前年同期を下回り、営業収益35億4,600万円(同6.7%減)、営業利益1億6,400万円(同11.7%減)と伸び悩んだ。
 賃貸業務は営業収益11億500万円(同5.4%増)、営業利益5億3,000万円(同8.8%増)。

 通期は、営業収益766億円、営業利益178億円、経常利益178億円、当期純利益117億円を見込んでいる。

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