日本管財(株)は5日、2016年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~9月30日)は、連結売上高439億5,400万円(前年同期比3.3%増)、営業利益27億1,300万円(同3.5%増)、経常利益31億1,600万円(同5.9%増)、当期純利益22億6,100万円(同16.4%増)。
既存管理案件が高水準で継続したことに加え、新規管理案件や工事関連業務の受注も堅調に推移し、増収を達成した。収益面では、人件費や外注委託費等の主要コストの上昇や、前年の販売用不動産売却に伴う収入減があったものの、外注業者への発注形態の見直しや労務時間管理の徹底で増益となった。また、投資有価証券や所有不動産の売却による収益の発生に伴い四半期純利益も前年同期を上回った。
なお通期については、連結売上高890億円、営業利益55億円、経常利益62億円、親会社株主に帰属する当期純利益41億円を見込む。