不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/11/11

「住まいの買いどき感」は微減/リクルート住まいカンパニー調査

 (株)リクルート住まいカンパニーは11日、2015年9月度の「『住まいの買いどき感』調査」の結果を発表した。住宅購入や住み替えを検討しているかどうかにかかわらず、一般生活者を対象に住宅の「買いどき(住宅購入や建築、リフォームのタイミング)感」について聞いたもの。大都市圏を対象に3ヵ月に1度実施している。有効サンプル数は5万7,805件。

 一般生活者のうち「買いどき」と感じている人は15.9%(16年6月調査比1.7ポイント減)と、前年同月の水準をやや下回った。前回からの差を年代別でみると、50・60歳代が同2.4ポイント減の17.3%で差が最も大きかった。

 住み替えやリフォーム検討者の「買いどき感」は、39.8%(同3.5ポイント減)に。検討住宅タイプ別でみると、「現在の持家の大規模リフォーム」検討者の買いどき感は49.9%(同6.1ポイント減)、「新築分譲マンションの購入」検討者が35.9%(同3.6ポイント減)、中古マンションの購入後に大規模リフォームをする・しない・リフォーム済み中古マンションを購入を合わせた「中古マンション計」検討者が33.3%(同4.1ポイント減)といずれも減少した。

 一方、「買いどき」と感じている人の中で、何らかの行動をとった人は46.0%(1.6ポイント増)。「買いどきと感じる理由」は、“消費税率の引き上げが17年に予定されているから”(31.7%)“住宅価格が上昇しそうだから”(15.7%)、“景況感が上昇しているから”(15.2%)といった声が挙がった。

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