近鉄グループホールディングス(株)は11日、2016年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~9月30日)の連結売上高は5,893億6,200万円(前年同期比0.8%減)、営業利益320億4,700万円(同33.7%増)、経常利益290億6,100万円(同29.4%増)、当期純利益185億3,000万円(同29.1%増)。
不動産業は、不動産賃貸部門が、持ち株会社制移行にともないホテル等の事業用資産を集約しその賃料収入を計上したこと、分譲マンションの供給が増加したことで営業収益718億1,200万円(同13.5%増)、営業利益も90億7,600万円(同48.4%増)となった。
ホテル事業は、訪日外国人の宿泊利用は好調だったものの、円安による旅行部門の低調で営業収益は2,273億3,300万円(同2.7%減)、営業利益28億2,600万円(同55.%増)と堅調だった。
なお通期では、連結売上高1兆2,100億円、営業利益580億円、経常利益505億円、当期純利益240億円を見込んでいる。