不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2015/11/17

17年度めどにREIT上場目指す/タカラレーベン

 (株)タカラレーベンは、2017年度をめどにREIT市場に参入する。13年10月にアセットマネジメント業を手掛けるタカラ投資顧問(株)を設立しており、今後REIT組み入れを前提とした物件取得を進めていく。

 同社は、分譲マンション事業の仕入れの一環として、首都圏の駅前・駅近の商業ビルや住宅を、1物件10億円前後で仕入れている。これらは数年間運用したのち、分譲マンション用地に転用するか、新たな収益物件に建て替える方針。

 また、不動産賃貸事業のポートフォリオとしても、首都圏や地方都市で商業ビル取得を進めており、常時ポートフォリオの見直しを進めている。組成を予定しているREITは、これらの賃貸住宅や商業ビルを中心に組成を計画している。

 上場時の資産規模等は未定だが、同社代表取締役社長の島田和一氏は「地方都市の一等地物件を中心にすることで、他のREITとの差別化を図りたい」と抱負を語る。

 なお、同社はメガソーラー発電施設による東証インフラファンドへの上場も準備しており、現在12施設(発電量約18MW)が稼働、32物件(約102MW)の開発・取得・稼働にめどをつけている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。