不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/11/25

不動産価格指数、マンションは30ヵ月連続増/国交省調査

 国土交通省は25日、2015年8月分の「不動産価格指数(住宅)」および「不動産取引件数・面積(住宅)」を公表した。不動産価格指数は、10年度平均を100として算出している。

 同月の住宅総合指数は105.0(前年同月比2.2%増)。住宅地は97.5(同0.2%減)、戸建住宅は99.6(同0.2%増)、マンションは121.5(同6.4%増)となった。マンションは、30ヵ月連続の上昇。

 都市圏別の指数は、南関東圏の住宅総合が106.8(同5.1%増)、住宅地103.7(同5.2%増)、戸建住宅97.3(同1.2%増)、マンション119.5(同7.8%増)。名古屋圏の住宅総合は100.3(同1.5%増)、住宅地96.1(同2.4%増)、戸建住宅95.3(同3.4%減)、マンション125.6(同14.8%増)となった。京阪神圏は、住宅総合が102.7(同2.1%減)、住宅地96.9(同3.2%減)、戸建住宅95.7(同5.1%減)、マンション119.7(同2.1%増)。

 東京都の住宅総合は112.1(同7.9%増)、住宅地111.9(同9.8%増)、戸建住宅97.6(同2.0%増)、マンション123.1(同9.1%増)。東日本大震災の被災地である東北地方は、住宅総合が118.8(同1.7%増)、住宅地103.6(同2.5%減)、戸建住宅122.2(同7.8%増)、マンション162.1(同4.0%減)。

 なお、不動産取引件数は、全国の戸建住宅が1万2,906件・取引面積313万816平方メートル。マンションは、取引件数1万2,773件・取引面積71万1,915平方メートルだった。

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