森ビル(株)は25日、2016年3月期中間決算を発表した。
当期(15年4月1日~9月30日)は、営業収益1,459億円(前年同期比1%減)、営業利益466億円(同8%減)、経常利益415億円(同11%減)、親会社株主に帰属する当期純利益308億円(同18%減)となった。
分譲事業での新規引き渡しがなかったため減収減益となったが、各事業が期初の予定通り進捗している。主力の賃貸事業では、オフィス・住宅ともに高稼働を維持し、営業収益728億円(同2億円減)と堅調に推移。施設営業はアンダーズ東京の通期稼働が貢献し営業収益139億円(同24億円増)、海外事業は上海金融中心の高稼働により営業収益155億円(同33億円増)とそれぞれ増収した。
通期業績については営業収益2,570億円、営業利益680億円、経常利益580億円、親会社株主に帰属する当期純利益380億円を見込む。