(一社)マンション管理業協会は9日、第一ホテル東京(東京都港区)で記者懇親会を開催した。
冒頭、挨拶に立った同協会理事長の山根弘美氏は「今年1年はマンションを取り巻く業界でさまざまなことがあった。少子高齢化も加速度を増し、日本の社会が縮んでいっていると実感している。同時に、マンション居住率が高くなっているということを考えると、やはり日本は人々が肩を寄せ合って生きていかねばならない社会なのではないかということも感じている。防災・防犯に関する問題も、本来、人が一人では生きていいけない、ということにつながっているのではないか」と話をした。
併せて、マンションライフ総合支援キャンペーン第2弾として実施した「マンションいい話コンテスト2015」に触れ、「集まったエピソードを基にしたミニドラマのできも大変良いものとなっている。コミュニティの質がさまざまな課題を解決するキーワードとなっていることは確かであろう」と述べた。