スターツプロシード投資法人(SPI)は15日、2015年10月期決算を発表した。
当期(15年5月1日~10月31日)は、営業収益22億2,000万円(前期比0.9%減)、営業利益9億1,400万円(同3.5%減)、経常利益7億300万円(同3.5%減)、当期純利益7億100万円(同3.5%減)、1口当たり分配金は4,035円(同147円減)。
期中、新たな物件取得は行わず、内部成長に注力。賃料の引き下げ、礼金収受等収入の増加を図るほか、エレベーターの保守点検先の見直しによる保守点検費用の削減や各種コストの削減に取り組んだ。また、地域特性や個別物件の特徴を踏まえた募集活動や、入居者退去後の現状回復工事期間の短期化などより稼働率の向上を図った。ポートフォリオ全体の平均稼働率は96%前後で安定的に推移し、期末稼働率は96.3%を達成した。
次期は、営業収益22億4,000万円、営業利益9億1,300万円、経常利益7億200万円、当期純利益7億円、1口当たり分配金4,030円を見込む。