プレミア投資法人(PIC)は18日、2015年10月期決算を発表した。
当期(5月1日~10月31日)は、営業収益80億7,600万円(前期比8.3%増)、営業利益36億8,500万円(同6.7%増)、経常利益31億2,200万円(同10.4%増)、当期純利益31億2,000万円(同10.4%増)、1口当たり分配金1万1,564円(同833円増)であった。
期中、オフィスビル1件・取得価格36億円を取得。また2件のレジデンスを売却し、売却益9,300万円を計上した。
期末のポートフォリオは、オフィスビル25物件、レジデンス31物件、優先出資証券1銘柄の計57物件、取得価格総額は2,332億1,300万円。優先出資証券を除いた保有物件の稼働率は、オフィスビル96.9%(同0.8ポイント上昇)、レジデンスが96.1%(同0.2ポイント上昇)。
次期は、営業収益79億1,000万円、営業利益35億7,700万円、経常利益30億7,000万円、当期純利益30億6,800万円を見込む。なお11月1日を効力発生日として投資口1口につき5口の割合による投資口分割を行なったため、1口当たり分配金は2,330円となる予定。