不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/12/24

不動産価格指数、マンションは31ヵ月連続のプラス/国交省調査

 国土交通省は24日、2015年9月分の「不動産価格指数(住宅)」および「不動産取引件数・面積(住宅)」を公表した。不動産価格指数は10年度平均を100として算出している。

 同月の住宅総合指数は106.5(前年同月比3.6%増)。住宅地は99.2(同0.5%増)、戸建住宅は101.3(同2.3%増)となった。マンションは123.7(同8.3%増)と31ヵ月連続のプラスとなった。

 都市圏別の指数は、南関東圏の住宅総合が107.0(同4.7%増)、住宅地98.0(同3.4%減)、戸建住宅100.5(同5.0%増)、マンショ ン121.9(同9.3%増)。名古屋圏の住宅総合は99.5(同4.2%増)、住宅地97.0(同3.7%増)、戸建住宅96.0(同3.9%増)、マンション118.3(同4.7%増)。京阪神圏は、住宅総合が106.7(同4.5%増)、住宅地106.9(同10.0%増)、戸建住宅 99.2(同1.9%増)、マンション120.3(同3.8%増)。

 東京都の住宅総合は、112.5(同5.8%増)、住宅地102.4(同4.4%減)、戸建住宅105.6(同7.2%増)、マンション124.6(同10.2%増)だった。
 東日本大震災の被災地である東北地方は、住宅総合が118.0(同1.7%増)、住宅地101.8(同0.9%増)、戸建住宅118.3(同0.9%増)、マンション168.3(同6.7%増)となった。

 不動産取引件数は、全国の戸建住宅が1万3,957件・取引面積352万1,370平方メートル。マンションは取引件数1万3,292件・取引面積74万402平方メートルだった。

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