不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/1/7

投資用1棟アパートの表面利回りが低下/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは7日、2015年12月期の「投資用不動産の市場動向調査データ」を公表した。運営する不動産投資サイト「楽待」に、12月に新規掲載・問い合わせがあった物件が対象。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが9.35%(前月比0.17ポイント低下)、問い合わせ物件は11.46%(同0.09ポイント低下)となった。物件価格は、新規掲載物件が7,285万円(同437万円上昇)、問い合わせ物件は5,750万円(同333万円上昇)となった。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りが7.93%(同0.08ポイント低下)。一方で問い合わせ物件は9.75%(同0.27ポイント上昇)となった。物件価格については、新規掲載物件が2億9万円(同339万円下落)、問い合わせ物件は1億9,513万円(同968万円上昇)だった。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りが8.23%(同0.01ポイント低下)、問い合わせ物件は10.03%(同0.17ポイント低下)。物件価格は新規掲載物件は1,429万円(同15万円上昇)、問い合わせ物件が1,142万円(同25万円上昇)といずれも上昇した。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。