不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/1/12

主力の不動産事業が好調で増収増益に/サムティ15年11月期決算

 サムティ(株)は8日、2015年11月期決算を発表した。

 当期(14年12月1日~15年11月30日)の連結売上高は384億5,800万円(前期比57.9%増)、営業利益は59億3,200万円(同46.8%増)、経常利益は38億7,200万円(同68.0%増)、当期純利益は44億1,200万円(同91.5%増)となった。

 当期は、中長期経営計画のもと、同社をスポンサーとして、連結子会社であるサムティアセットマネジメント(株)が資産運用業務を受託するサムティ・レジデンシャル投資法人が東証に上場。これに当たり、同社が保有する収益不動産を当該投資法人に売却した。

 主力の不動産事業では、自社ブランド「S-RESIDESE」シリーズ等の企画開発・販売および収益不動産等の再生・販売を実施した他、投資用マンションの企画開発・販売を展開した。その結果、当該事業の売上高は286億4,700万円(同63.9%増)、営業利益は37億600万円(同25.8%増)となった。

 賃貸事業では、新たに札幌支店を開設する等、支店網の拡充を図った他、各事業拠点において地方の政令指定都市や中核都市の収益性の高い物件の取得を進め、売上高89億7,400万円(同45.1%増)、営業利益は44億1,900万円(同59.6%増)を計上した。

 通期は連結売上高570億円、営業利益93億円、経常利益70億円、当期純利益45億円を見込んでいる。

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