不動産ニュース / 開発・分譲

2016/1/15

積雪エリア対応のスマートハウスを23日より発売/積水化学工業

「スマートパワーステーションN」代表外観
「スマートパワーステーションN」代表外観

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは、大容量の太陽光発電システム(以下、PV)の搭載を可能にした住宅「スマートパワーステーションN」を、セキスイハイム45周年記念商品として23日より発売する。

 大容量PV+HEMS+定置型大容量リチウムイオン蓄電池の3点を標準搭載したスマートハウスに「PV一体型屋根」を導入。積雪エリアにおいてもゼロエネルギー住宅の実現を目指す。

 積雪エリア向けに、屋根面積を拡張する1,625mmのロング庇と、積雪に強い発電パネルを屋根全面に設置する工法を開発。これにより、34坪(約110平方メートル)の標準的な建物でも10kW以上の搭載が可能となる。また、温水ヒートポンプ式床下輻射暖房システムに、寒冷地対応仕様の「ウォームファクトリーN」を追加。1階フロア全体を輻射熱で暖め、居室と非居室の温度差を1日中少なくすることで、冬場の快適性を高めながらヒートショックのリスクを軽減する。さらに、光熱費ゼロの暮らしの実現や、雪下ろし不要のフラット屋根を採用することで雪害リスクの低減につなげる。

 販売エリアは、北海道を除く積雪エリア。販売価格は3.3平方メートル70万3,000円から(税別、延床面積127.13平方メートルモデルプランにて試算)。2016年は200棟の販売を目指す。

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