不動産ニュース / 開発・分譲

2016/1/18

不動産請負事業が堅調に推移、最終益5億300万円/三栄建築設計17年8月期第1四半期決算

 (株)三栄建築設計は14日、2016年8月期第1四半期決算を発表した。

 当期(15年9月1日~11月30日)は、連結売上高98億8,500万円(前年同期比7.5%減)、営業利益7億1,300万円(同6.0%減)、経常利益6億6,000万円(同8.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益5億300万円(同5.1%増)。

 主力の不動産販売事業においては、販売可能な完成在庫が前年同期に比べ少なかったことも影響し、戸建分譲販売件数は176件(前年同期189件)となったが、1棟当たりの販売単価の上昇や原価管理の結果、利益率は改善した。分譲のマンション販売は、現在建築中のマンションの完成が下期に予定されているため、販売はなし(同40件)。その結果、売上高70億6,800万円(前年同期比11.8%減)、営業利益6億4,900万(同0.4%増)を計上した。

 不動産請負事業については、エリアの拡大を図るとともに、原価意識および利益率の向上に努め、順調に推移。法人からの戸建住宅請負工事の販売件数は82件(前年同期76件)となり、売上高は22億6,700万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は1億4,400万円(同76.4%増)となった。
 賃貸収入事業は、賃貸用不動産3件を売却したが、入居者の積極的な誘致により、安定的な収益確保を目指した。売上高は5億4,800万円(同6.2%増)、営業利益は2億2,900万円(同1.9%増)。

 なお通期では、連結売上高800億2,400万円、営業利益67億4,000万円、経常利益64億400万円、当期純利益40億900万円を見込む。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。