(公社)東京都宅地建物取引業協会は21日、京王プラザホテル(東京都新宿区)で「創立50周年記念祝賀会」を開催。協会会員やその関係者、東京都知事の舛添要一氏、国土交通副大臣の山本順三氏、(公社)全国宅地建物取引業協会連合会会長の伊藤 博氏などの来賓合わせ約600名が参加した。
冒頭挨拶した同協会会長の瀬川信義氏は「これまで50年にわたり、先輩方のご努力で幾多の試練を乗り越え、公共の利益と業界の発展のため活動してきた。中古流通活性化、重説のIT化、民泊問題など新たな流れが加速している。われわれはより柔軟な発想で変化をチャンスと捉え取り組んでいくべきだ。こうした時代の変化を見据え会員支援を行ない、この先5年、10年、50年と飛躍していくことを誓う」などと語った。
また、来賓として挨拶した舛添都知事は「2020年の東京オリンピックに向け、東京はさまざまなプロジェクトが始動し、都市の形が大きく変わっていく。そうした中で、豊かな住環境の創造のための住宅政策を、特に重要視している。皆さんは、地域に密着したネットワークでお仕事されている。その現場の忌憚のないご意見を、これからもいただきたい」と訴えた。