アパホテル(株)は27日、「アパホテル<上野駅前>」(東京都台東区、客室数181室)を開業した。
「浅草蔵前」「浅草橋駅北」「御徒町駅北」「上野駅前」に続く東京・台東区4番目となるホテル。JR各線・新幹線「上野」駅徒歩4分、東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅徒歩7分に立地。鉄骨造・地上14階建てで、客室はシングル120室、ダブル34室、スーペリアダブル26室、デラックスツイン1室の全181室。
館内には和洋バイキングレストラン「入谷海岸 湘南食堂」を開設。「湘南の風を感じさせるレストラン」(ジャパンフードサービス(株)代表取締役社長:小嶋雄治氏)をコンセプトにし、新鮮な鎌倉野菜や三崎のマグロなどの鮮魚を提供する。
全客室に、50型大型液晶テレビ(デラックスツインは58型)を標準装備。快眠を追求したオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」を導入したほか、通常の浴槽より20%節水できるオリジナルユニットバス(卵型浴槽、定量止水栓、節水シャワー)、BBCワールドニュース無料放映、Wi-Fi無料接続(全客室およびロビー)に導入。また、ベッドの枕元には携帯・スマホの充電に便利なコンセントや照明スィッチ類、空調リモコンを集約し、新都市型ホテルとしての機能性を追求。さらに、ホテル館内外の全照明にLEDを取り入れるなど環境面にも配慮した。
同日会見したアパグループ代表の元谷 外志雄氏は、「3月には、「アパホテル<京成上野駅前>」の開業も予定している。台東区では7ホテル1,597室を展開していく。上野界隈は海外からの個人顧客率が非常に高い。インバウンドの増加で、今後もこのエリアで非常にいい結果を残せるホテルになると思う」などと述べた。