不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/1/28

豊富な受注残背景に売上高1兆円超/大東建託16年3月期第3四半期決算

 大東建託(株)は28日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)は、連結売上高1兆496億8,800万円(前年同期比5.9%増)、営業利益877億3,300万円(同16.4%増)、経常利益910億6,100万円(同16.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益599億2,400万円(同19.3%増)。

 建設事業では豊富な受注残高を背景に、完成工事高が4,441億9,300万円(同4.3%増)と堅調。営業利益は販管費の抑制などにより687億2,200万円(同14.7%増)と大きく増えた。受注高は4,734億300万円(同1.4%増)、15年12月末時点の受注残高は8,284億4,800万円(同3.7%増)とさらに積み増した。

 不動産事業については一括借り上げ物件の増加によって賃料収入が増加。連帯保証人不要サービスの好調も相まって売上高5,761億4,600万円(同7.3%増)、営業利益197億6,100万円(同33.5%増)だった。単体での入居あっせん件数は17万5,066件(同5.5%増)、期末の居住用入居率は96.0%(同0.1ポイント上昇)となった。

 なお通期業績については連結売上高1兆4,313億円、営業利益930億円、経常利益975億円、親会社株主帰属する当期純利益633億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。