不動産ニュース / 開発・分譲

2016/1/29

横浜・戸塚に分譲マンション一体開発のサ高住を開業/東京建物他

サ高住「グレイプスシーズン戸塚」外観
サ高住「グレイプスシーズン戸塚」外観

 東京建物(株)は、(株)日立アーバンインベストメントとの共同事業となるサービス付き高齢者向け住宅「グレイプスシーズン戸塚」(横浜市戸塚区、総戸数74戸)を31日に開業する。2015年2月28日開業の「グレイプスフェリシティ戸塚」に続く、共同事業第2弾。

 同物件は、JR東海道本線・横須賀線・湘南新宿ライン・横浜市営地下鉄ブルーライン「戸塚」駅徒歩14分に位置。延床面積3,246.94平方メートル、鉄筋コンクリート造6階建て。住戸は、1R~2LDKの27タイプを用意。専有面積は19~53平方メートル。

 分譲マンション「ネクサスシーズン戸塚」(15年10月竣工、全74戸引き渡し済み)との一体開発を行なったことで、両親が同サ高住に住む「近居」を可能としている。多世代交流や地域とのつながりを生み出す「フォーシーズンズパーク」も配置。建物内には、地域の人も利用できる「コミュニティスペース」を設けた。

 日中常駐するコンシェルジュが居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、医療機関と連携し、1人1人に合った最適なサポートプランを提案。自立から看取りまでのサービスが提供できる。異変発生時には、入居者本人、家族や介護スタッフに通知できる、MEMSを活用した見守りシステムも導入する。

 終身建物賃貸借と入居一時金不要の賃貸方式(入居時に3ヵ月分の敷金を預託)で、月額賃料は8万3,000~25万4,500円。月額管理費は、浴室ありが1万6,850円、浴室なしが2万1,850円。基本サービス費(税込み)は、1人入居が3万2,400円、2人入居が6万4,800円。

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