不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/2/1

減収も、不動産賃貸収入増で営利16.5%増/ヒューリック15年12月期決算

 ヒューリック(株)は1月29日、2015年12月期決算を発表した。

 当期(15年1月1日~12月31日)は、連結売上高1,699億5,600万円(前期比20.1%減)、営業利益420億200万円(同16.5%増)、経常利益425億3,400万円(同23.9%増)、当期純利益336億2,800万円(同50.4%増)。

 主力の不動産事業は、物件の取得および取得による不動産賃貸収入の増加があったものの、前期にヒューリックリート投資法人への多額の販売用不動産の売却があったことの反動により、営業収益は1,380億6,400万円(同31.0%減)と減収。営業利益は441億8,500万円(同14.7%増)を計上した。

 次期については、営業利益500億円、経常利益470億円、当期純利益305億円を見込む。なお、営業収益は、販売用不動産の売買動向により大きく変動するため、現状では予測困難とし記載はなし。

 併せて、18年を最終とする新中期3ヵ年経営計画を策定。既存保有物件建て替えの着実な推進、ポートフォリオの拡充、高齢者・観光・環境の各分野におけるビジネス領域の拡大と深化などを基本戦略とし、営業利益670億~700億円、経常利益610億~640億円、当期純利益390億~410億円を目指す。

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