三井ホーム(株)は1日、2016年3月期第3四半期決算を公表した。
当期(15年4月1日~12月31日)の連結売上高は1,649億4,700万円(前年同期比2.0%増)、営業損失32億8,700万円(前年同期:営業損失38億6,700万円)、経常損失33億5,200万円(同:経常損失37億500万円)、当期純損失30億3,900万円(同:当期純損失30億2,300万円)。
主力の新築事業は、期首の受注残高が前期を下回っていたことから、セグメント売上高は1,099億7,800万円(前年同期比1.7%減)、営業損失28億5,600万円(前年同期:営業損失32億200万円)にとどまった。一方、リフォーム・リニューアルの売上高が259億3,100万円(前年同期比19.3%増)、営業利益3億5,400万円(同110.7%増)、賃貸管理の売上高が167億8,800万円(同6.7%増)、営業利益10億2,700万円(同29.0%増)と伸長。販売費・一般管理費の減少もあり、トータルの営業損失は改善した。なお、建築請負の受注高は1,022億5,800万円、受注残高は1,213億7,300万円だった。
通期では、連結売上高2,520億円、営業利益35億円、経常利益37億円、当期純利益17億円を見込む。