不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/2/3

上場後初の決算開示。売上高は277億円/ケイアイスター不動産16年3月期第3四半期決算

 ケイアイスター不動産(株)は2日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)は、売上高277億5,000万円、営業利益18億9,400万円、経常利益16億6,400万円、当期純利益11億7,100万円。今回が東証二部上場後初の決算開示となるため、対前年四半期増減率についての記載はなし。

 分譲住宅事業では、土地の仕入れからアフターサービスまで自社で行なう社内責任一貫体制を推進。工期短縮や工程改善など、コスト低減策を実施した。4月には、新たな販売拠点として「カーザスタイル高崎」(群馬県高崎市)を出店。地域不動産仲介事業者との関係を強化し、仲介による販売推進にも取り組み、販売棟数は786棟となった。結果、売上高205億8,971万円、営業利益20億7,139万円を計上した。

 注文住宅事業については、受注拡大に努め、7月に「はなまるハウス小山展示場」(栃木県小山市)を出店。「はなまるハウス」のフランチャイズ化も推進し、事業領域の拡大を図った。販売棟数は214棟、売上高は31億9,261万円、営業利益は3億5,778万円。

 マンション販売事業では、前事業年度に完工した「ヴィラーヌ川口」(埼玉県川口市、総戸数67戸)、4月に完工した「ヴィラーヌ前橋」(群馬県前橋市、総戸数43戸)などの販売に注力。販売戸数は67戸、売上高は19億5,349万円、営業利益は1億8,312万円となった。

 なお通期については、売上高363億円、営業利益21億円、経常利益18億円、当期純利益12億5,000万円を見込む。

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