大和ハウス工業(株)は5日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~12月31日)は連結売上高2兆2,423億3,600万円(前年同期比13.5%増)、営業利益1,700億6,200万円(同46.5%増)、経常利益1,708億2,600万円(同43.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,195億7,500万円(同40.2%増)。
当期は、4月にマンション管理の大和ライフネクスト(株)と(株)ダイワサービスを経営統合したのに加え、10月に建設の(株)フジタと大和小田急建設(株)を経営統合するなど、成長基盤を構築してきた。
建築請負では、戸建住宅の売上戸数が4,784戸(同3.4%減)、売上高1,757億円(同4.6%増)と堅調に推移。集合住宅は、売上戸数2万5,796戸(同4.0%増)、売上高3,387億円(同14.3%増)となった。受注については戸建住宅が5,545戸(同2.2%増)・受注高1,925億円(同6.3%増)、集合住宅が3万2,410戸(同9.9%増)・受注高3,915億円(同11.6%増)だった。
通期業績では、連結売上高3兆1,800億円、営業利益2,400億円、経常利益2,280億円、親会社株主に帰属する当期純利益1,540億円を見込む。