スターツコーポレーション(株)は8日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~12月31日)は、連結売上高1,192億7,900万円(前年同期比4.4%増)、営業利益136億3,100万円(同15.7%増)、経常利益135億円(同15.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益84億6,800万円(同6.6%減)。
セグメント別では、建設事業において、相続税対策をはじめとする資産継承や、賃貸住宅・商業ビル・高齢者福祉施設等の土地有効活用を提案。「免震構造の建物」は、「高床免震」など独自の研究・開発により、累計受注棟数は348棟となった。売上高は348億8,600万円(同6.3%減)、営業利益は施工体制の強化に伴う人件費の増加等により、38億1,400万円(同9.9%減)にとどまった。受注残高は657億8,200万円。
賃貸仲介事業では、グループの不動産管理物件数の増加に伴い、仲介手数料および更新手数料が堅調に推移した結果、売上高は37億5,100万円(同4.2%増)に。一方、顧客サービス向上のための人員体制の強化等を行なったことにより、営業利益は6億100万円(同13.3%減)となった。
なお通期については、連結売上高1,620億円、営業利益170億円、経常利益165億円、当期純利益94億円を見込む。