不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/2/8

都市事業、住宅事業セグメントが牽引。2ケタの増収増益/東急不動産HD16年3月期第3四半期決算

 東急不動産ホールディングス(株)は8日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)は、連結売上高5,481億3,200万円(前年同期比15.9%増)、営業利益472億6,200万円(同24.9%増)、経常利益385億9,500万円(同31.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益237億7,900万円(同58.9%増)と、大幅な増収増益達成。

 セグメント別では、都市事業は、「もりのみやキューズモールBASE」(大阪市中央区)、「二子玉川ライズ(第2期事業)」(東京都世田谷区)の開業等が寄与、売上高1,683億円(前年同期比21.3%増)、営業利益328億円(同18.5%増)に。オフィスビル・商業施設の空室率は1.9%と低水準を実現している。
 住宅事業は、分譲マンションの売り上げ増加のほか、土地の一括売却の増加等も寄与、売上高697億円(同34.2%増)、営業利益52億円(同190.2%増)と大幅に伸長した。マンションの通期売上予想に対する契約済み割合は90%となった。
 管理事業は管理戸数の増加があり、売上高1,059億円(同9.0%増)、営業利益63億円(同10.0%増)に。仲介事業は、リテール部門・ホールセール部門共に取引件数・成約価格が上昇、売上高502億円(同24.7%増)、営業利益58億円(同21.4%増)と大幅な増収増益となった。

 通期は、売上高8,000億円、営業利益650億円、経常利益520億円、親会社株主に帰属する当期純利益265億円を見込んでいる。

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