不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/2/9

東京都心5区の大規模オフィス空室率、9ヵ月連続で改善/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は9日、1月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および6大都市(東京、札幌、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)マーケットデータをまとめた。

 東京都心5区のオフィスマーケットは、空室率2.74%(前月比0.08ポイント減)と9ヵ月連続の低下。底固い需要に加え、過去2ヵ月新規供給が低水準にとどまっており、需給バランスを改善させた。現空面積は14万3,998坪(同4,105坪減)と横ばいだった。

 1坪当たりの募集賃料は1万9,656円(同165円減)と3ヵ月続いた緩やかな上昇から低下。全体的な動きとしては、14年3月に最安値に達して以降、小刻みな上下を繰り返しながらもゆるやかに上昇している。募集面積は42万5,717坪(同990坪減)。

 全国6大都市の空室率は、東京23区3.4%(同0.1ポイント減)、札幌市4.3%(同0.4ポイント減)、仙台市9.7%(同変化なし)、 名古屋市4.2%(同変化なし)、大阪市6.4%(同0.3ポイント減)、福岡市3.6%(同0.1ポイント増)となった。

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