不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/2/9

注文住宅の業況指数、総受注棟数がマイナスに/住団連調査

 (一社)住宅生産団体連合会は9日、2015年度第4回「住宅業況調査」(15年10~12月)結果を発表した。会員会社の支店・営業所・展示場等の営業責任者を対象に、3ヵ月ごとに住宅市場の業況感についてアンケート調査を実施、プラス・マイナスの指数で表している。

 「戸建注文住宅」は、総受注棟数がマイナス24(前期:プラス3)、総受注金額はプラスマイナス0(同:プラス5)となった。総受注棟数は2四半期ぶりにマイナスに転じ、受注金額も後退した。
 地域別の総受注棟数は、中部マイナス54、関東マイナス23、九州マイナス19、近畿マイナス12と、4地域で2ケタ台のマイナスを記録。その他の地域でも東北マイナス8、北海道、中国・四国プラスマイナス0と、前四半期に比べて「良かった」とした地域はなかった。
 次期は、総受注棟数プラス29、総受注金額プラス15と予測した。

 顧客動向では、見学やイベント来場者数の「増加」が14%(同:26%)と減少。「減少」が46%(同:29%)と増加。

 「低層賃貸住宅」は、総受注戸数がマイナス26(同:プラス8)と、6四半期ぶりにマイナスに転じた。また、総受注金額もマイナス23(同:プラス11)と、8四半期ぶりのマイナスとなった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆