(株)レオパレス21は12日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~12月31日は、連結売上高3,765億4,100万円(前年同期比7.4%増)、営業利益156億900万円(同64.1%増)、経常利益146億6,400万円(同69.8%増)、当期純利益124億6,200万円(同58.6%増)となった。
主力の賃貸事業については、お部屋カスタマイズ・入居者専用サイト等のサービス拡充による長期入居促進、セキュリティシステム設置拡大による女性・法人需要の取り込み強化、外国人契約の拡大のためのサポート体制整備等により、入居率向上と収益確保を図った。当期末の入居率は86.89%(同1.20ポイント上昇)。管理戸数は56万戸(前年度末比5,000戸増)、直営店舗数189店(同1店舗増)、パートナーズ店舗数130店(同11店舗減)。これらの結果により、売上高3,049億8,700万円(前年同期比2.9%増)、営業利益181億5,500万円(同19.9%増)を計上した。
建築請負事業は、高入居率が見込める都市部へのアパート供給、耐震性・遮音性等に優れた商品の投入、競争力強化と入居者イメージの一新を図る新ブランドの展開、「理想の土地活用」に基づく建築バリエーションの拡大、商品価格や仕入れルートの見直し等による採算性の向上に取り組んだ。期末の受注残高は654億600万円(同0.7%増)に。売上高は514億9,400万円(同36.6%増)、営業利益は8億5,200万円(前年同期:営業損失18億5,500万円)となった。
なお、通期については連結売上高5,250億円、営業利益195億円、経常利益180億円、当期純利益160億円を見込む。