野村不動産(株)は17日、戸田建設(株)と共同で大規模高機能型物流施設「(仮称)ランドポート小牧」(愛知県小牧市)を開発すると発表した。両社共に中部圏で物流施設を開発するのは初めて。
開発地は、戸田建設が保有する同社旧小牧工作所の跡地1万8,774.03平方メートル。名古屋市内中心部より約15kmに位置しており、東名高速道路、名神高速道路、名古屋高速小牧線の結節点である小牧ICにも約4.6kmと中部圏・北陸圏への物流拠点としても有望とされるエリア。
建物は鉄骨造地上4階建てで、延床面積は4万1,905平方メートル。ワンフロア約2,500坪の面積を確保するなど、エリアでは希少なスペックとする計画で、最大4分割の賃貸対応が可能となっている。40台分のトラックバースや、梁下有効階高5.5m超の確保など配送力や荷物の保管効率を高めている。また、全館LED照明などの環境対応や館内カードキーなどセキュリティ対応も充実する。
完成は2017年1月末の予定。