不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/2/24

不動産価格指数、マンション33ヵ月連続のプラス/国交省調査

 国土交通省は24日、2015年11月分の「不動産価格指数(住宅)」および「不動産取引件数・面積(住宅)」を公表した。不動産価格指数は10年度平均を100として算出している。

 同月の住宅総合指数は104.9(前年同月比2.9%増)。住宅地は95.4(同0.8%減)、戸建住宅は99.0(同0.1%増)となった。マンションは123.5(同8.1%増)と33ヵ月連続のプラスとなった。

 都市圏別の指数は、南関東圏の住宅総合が107.0(同5.4%増)、住宅地99.4(同1.6%増)、戸建住宅98.0(同2.4%増)、マンション121.5(同8.2%増)。名古屋圏の住宅総合は98.9(同1.8%増)、住宅地93.7(同0.3%増)、戸建住宅95.0(同0.6%減)、マンション122.5(同10.0%増)。京阪神圏は、住宅総合が103.9(同2.1%増)、住宅地95.6(同0.9%減)、戸建住宅95.6(同1.9%減)、マンション124.7(同8.2%増)。

 東京都の住宅総合は、112.9(同7.4%増)、住宅地107.9(同6.5%増)、戸建住宅99.3(同2.6%増)、マンション124.5(同8.1%増)だった。
 東日本大震災の被災地である東北地方は、住宅総合が116.4(同4.7%増)、住宅地98.9(同0.3%減)、戸建住宅119.2(同4.7%増)、マンション164.7(同6.7%増)となった。

 不動産取引件数は、全国の戸建住宅が1万4,198件・取引面積379万7,635平方メートル。マンションの取引件数は1万3,629件・取引面積75万3,654平方メートルだった。

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