（株）東京カンテイは29日、1月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴れ」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。
同月の「晴」は14地域（前月12地域）と増加。「雨」は4地域（同6地域）、「小雨」は8地域（同7地域）、「曇」は10地域（同14地域）、「薄日」は12地域（同8地域）となった。
前月の「薄日」のうち、「晴」に改善したのは徳島県と熊本県。変化がなかったのが4地域、「曇」に悪化したのは2地域だった。
前月から天候が改善したのは14地域（同12地域）に増加、横ばいは28地域（同29地域）に減少し、「悪化」は5地域（同6地域）に減少するなど、価格の上昇基調が鮮明となっている。また、三大都市圏にとどまらず、福岡県や宮城県でも好調を維持している。
天気図については同社公表資料を参照。
