不動産ニュース / 開発・分譲

2016/3/3

「塚口」駅前大規模複合再開発、4月9日まちびらき/野村不動産他

「ZUTTOCITY(ズットシティ)」完成イメージ
「ZUTTOCITY(ズットシティ)」完成イメージ

 野村不動産(株)は、JR西日本不動産開発(株)、(株)長谷工コーポレーションとともにJR宝塚線「塚口」駅前で推進中の大規模複合再開発「ZUTTOCITY(ズットシティ)」(兵庫県尼崎市)のまちびらきを4月9日に行なうと発表した。

 同開発は、「周辺にずっと広がり続ける、ずっと住みたくなる街」の実現を目指し、道路や公園などの公共施設を整備するほか、質の高い居住機能や生活利便機能を導入し、環境に配慮した良好かつ魅力ある市街地の形成を図るもの。

 約8.4haの森永製菓跡地にJR「塚口」駅直結の駅ビル「VIERRA 塚口」、商業施設「ミリオンタウン塚口」、分譲マンション「プラウドシティ塚口」(総戸数1,200戸)、戸建て分譲「プラウドシーズン塚口」(総戸数71戸)を建設するほか、交通結節機能を強化した駅前広場、駐輪所、地域防災倉庫も新設する。提供公園を新たに整備するとともに、メインストリートには、電線の地中化による電柱のないケヤキ並木道、歩車分離を実現する。また桜を中心に既存樹を移植し、森永製菓の土地の記憶を継承する。

 そのほか、エリア全体のエネルギー消費量把握のため、タウンEMSを構築し、エネルギー需給状況をデジタルサイネージでリアルタイムに表示する。地域通貨「まいぷれポイント(ZUTTO・ECOまいポ)」と連携したスキームを構築し、地域通貨ポイントを連携させたデマンドレスポンス等により環境モデル都市・尼崎市にあるまちとして、エネルギーマネジメントに取り組む。特定の自治体全域にまたがる省エネ・地域活性化の取り組みを行なうのは日本で初めての試み。

 なお、4月9日には、「VIERRA 塚口」が開業。記念式典やフェスタを開催する。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。