不動産ニュース / 開発・分譲

2016/3/7

東京・大門に飲食専門店集めた商業施設/野村不動産

「GEMS大門」外観
「GEMS大門」外観
右から同社都市開発事業本部副本部長常務執行役員の片山優臣氏、漫画家の久住昌之氏、同社都市開発事業本部商業施設事業部長の中野康光氏
右から同社都市開発事業本部副本部長常務執行役員の片山優臣氏、漫画家の久住昌之氏、同社都市開発事業本部商業施設事業部長の中野康光氏

 野村不動産(株)は、飲食店の商業施設「GEMS大門」(東京都港区)を7日オープンする。同ブランドでは「GEMS渋谷」「GEMS市ヶ谷」に続く第3弾の施設。

 同施設は、都営浅草線・大江戸線「大門」駅徒歩1分、JR山手線・京浜東北線「浜松町」駅徒歩5分に立地。敷地面積241.10平方メートル、延床面積1,400.82平方メートル、鉄骨造地上9階地下1階建て。商業施設初出店4店舗を含む食材・調理法にこだわった専門店9店舗が入店する。

 セレモニーの冒頭挨拶に立った同社都市開発事業本部常務執行役員の片山優臣氏は、「店舗は味、サービス、雰囲気が申し分ないだけでなく、オーナーの経営方針も意識して選んだ。GEMSを通して、商業施設事業をプラウド事業に次ぐ第2の事業に位置付けられるよう積極的に推進していきたい」と述べた。

 また、事業概要について説明に当たった同社都市開発事業本部商業施設事業部長の中野康光氏は「すでに、田町、西新宿、茅場町、三軒茶屋など、10棟の開業が決定している。主要な首都圏の駅ならどこでも開業が可能ということを考えると、ターゲットエリアは50以上ある。今後は年6棟のペースで開業していく予定。当社の商業施設イコール“食”といった独自性を出していけるよう取り組んでいきたい」などと語った。

 4日行なわれたレセプションでは、グルメ漫画「孤独のグルメ」の原作者の久住昌之氏が、お店選びについてのこだわりやコツなどをテーマにトーク。「長く続くお店というのは、地味でもどこかよいところがみつかる。この周辺は古いものも多く残っていて好きな場所。この施設に入店しているお店も長く続き、この地域のスタンダードになってほしい」とエールを送った。

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