不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/3/11

マイナス金利導入で「不動産投資」志向高まる/インヴァランス調査

 不動産開発事業、仲介事業などを展開する(株)インヴァランス(東京都渋谷区、代表取締役:小暮 学氏)は11日、「マイナス金利に関する意識調査」の結果を発表した。2月22~23日の2日間、20~49歳の社会人男女600人を対象に、インターネット調査を行なった。

 「マイナス金利に対して不安を感じるか」との問いでは、「不安を感じる」との回答が84.3%に。「マイナス金利導入で景気回復できるか」についても、「期待できない」が82.8%に及んだ。

 マイナス金利導入後の資産運用法については、「投資型」を志向する回答が68.3%。さらに、マイナス金利導入で「資産運用先を変更した、もしくは変更を検討中」の回答が49.5%に達した。

 「リスクが低いと思う資産運用先」については、「個人向け国債」(23.7%)が1位であったが、僅差で「不動産投資」「株式投資」(いずれも23.5%)で2位につけた。なお、20歳代に限定すると「不動産投資」が27.0%でトップとなった。その理由については、「安定した利益が見込める」(33.3%)、「景気や為替の変動に影響されにくい」(32.8%)などが挙げられた。

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