不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/3/14

都心の総合力、東京はトップクラス/森記念財団調査

 (一財)森記念財団 都市戦略研究所はこのほど、「世界の都心総合力インデックス 2015」の結果を発表した。

 世界8都市(ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京、シンガポール、香港、ソウル、上海)の中心点から5km圏および10km圏を対象に、都心における主要な要素「6分野(活力、文化、交流、高級感、アメニティ、モビリティ)」を設定。その中で「機能の集積」という観点から20指標を設定し、各指標に対応するデータを収集。「都心の総合力」を調査・分析したもの。

 総合ランキング結果では、5km圏内では1位が香港、2位が東京、3位がパリ、10km圏では1位が東京、2位パリ、3位が香港と、東京はいずれも上位だった。

 東京は、5km圏、10km圏ともに、活力の「世界トップ企業」、高級感の「世界トップ・レストラン」、モビリティの「高速道路」「駅(地下鉄・鉄道)」で高い評価となった。10km圏ではアメニティの「総合病院」「大規模ショッピングセンター」など、居住に関する機能集積でも高い評価を得た。

 これら結果を地図に落とし込むと、丸の内から銀座、新橋にかけて機能が集積している結果となった。南西に向けて5km圏を超えた一帯に集積がみられたほか、5km圏外周では渋谷・新宿・池袋といった副都心に集中しているとし、それらを中心に周辺部にも拡散している傾向があるとした。

 詳細は同社ホームページまで。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆