イオンリート投資法人(ARI)は15日、2016年1月期決算を発表した。
当期(15年8月1日~16年1月31日)の営業収益は94億600万円(前期比2.6%増)、営業利益は35億8,800万円(同2.4%増)、経常利益は30億4,800万円(同2.4%増)、当期純利益は30億4,100万円(同2.4%増)、1口当たりの分配金は2,790円(同66円増)となった。
外部成長の基盤を強固とするため、15年12月にイオングローバルSCM(株)との間で「パイプラインサポート契約」および「物流施設マネジメント契約」を締結し、イオンビッグマレーシア社と新たに「マレーシア不動産投資に関する覚書」を取り交わした。
また、既存保有物件についても定期的に行なう工事等の資本的支出を行ない、ポートフォリオ価値の維持・向上に努め、当期末時点の所有不動産は国内外23物件、取得価額合計1,943億6,300万円となった。
次期については、営業収益111億9,000万円、営業利益41億8,500万円、経常利益35億4,200万円、当期純利益35億3,400万円、1口当たりの分配金は2,695円を見込んでいる。