不動産ニュース / 開発・分譲

2016/3/23

神奈川と埼玉で保育園を同時開園/ミサワホーム

「コビープリスクールなかまちだい」内装。園庭への視線が抜ける室内設計
「コビープリスクールなかまちだい」内装。園庭への視線が抜ける室内設計
「コビープリスクールみさとたかの」外観
「コビープリスクールみさとたかの」外観

 ミサワホーム(株)が設計・建設を手掛けた認可保育園「コビープリスクールなかまちだい」(横浜市都筑区)と、設計を手掛けた認可保育園「コビープリスクールみさとたかの」(埼玉県三郷市)が、4月1日に同時開園する。

 両施設は、用途に応じて空間構成を変えられる可動間仕切りを採用した大空間設計や、行き止まりのない空間構成を取り入れ、年齢の異なる子供たちが日常的に交流できる設計が特徴。
 園庭には起伏をもたせ、子供たちの好奇心を刺激しながら運動能力を発達させる工夫を施した。建物の構造体には燃えしろ設計を採用し、木材面を見せたまま木造準耐火構造とすることで木の素材感を生かした。

 「コビープリスクールなかまちだい」は、横浜市営地下鉄ブルーライン「仲町台」駅徒歩約10分。木造2階建て(準耐火構造)。延床面積は499平方メートル。運営主体は(株)コビーアンドアソシエイツ。定員70名。新しい木造建築や木材利用の可能性の模索を通じて社会に寄与することを目指すNPO法人「team Timberize(チーム ティンバライズ)」(東京都渋谷区、理事長:腰原幹雄氏)と共同で設計した。

 「コビープリスクールみさとたかの」は最寄りバス停降車後徒歩約5分。木造2階建て(準耐火構造)。延床面積は950.52平方メートル。運営主体は社会福祉法人コビーソシオ。定員130名。時間帯や使用目的に応じた複数の照明パターンを導入したほか、天井に吸音材を配置し音環境にも配慮した。建物西面には熱線反射率の高い鋼板材を、東側の大きなガラス面には遮熱タイプの複層ガラスを用い、室内の温熱環境を安定させる。屋根に搭載した太陽光発電による発電量を見える化することで、園児の環境教育にも取り組んでいく。

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